借りた詩集 西條 八十全集/ふるる
。命をかけちゃったら、もうストッパー無しの暴走特急ですよ。だめだめ、自分を大事にできない奴が他人を大事にできるか!!ですよ。
などと思いました。
あとあと、三巻の抒情詩に収められている詩は、西條八十が夫人雑誌や少女雑誌などに掲載したものや、若い人や少女のために書かれた詩集などからの詩なのですが、読んでいて、「どっかで読んだなあ?」とおもうことしばしば。どっかとは、小さい頃、自分の家でです。それでつらつら思うに、祖母が時々言っていた言葉のはしばしや、言い方なんかにそれがあったんじゃないかと。
例えば
(略)
夜ふけの屋根のお月さま、
人の知らない真夜中に、
音なくのぼり
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