借りた詩集 西條 八十全集/ふるる
てこそ。
これおくられても、妹としては「勝手に殺すなー!」と今は思いますし、戦争の最後の方は飼い犬を集めて食用缶詰にしてたくらいだから全然朗らかには戦えません。
色々読んでいるうちに、言葉ってほんとに怖いなと思いました。
国のために死ぬことを、こんなに美化してあったら「そうするのが本望」と情報の少ない状況では思い込んでしまうに違いない。とか、戦局が厳しければ厳しいほど、戦死が悲しければ悲しいほど、「それには意味があったんだ」と思いたくて、そう思わせてくれるものにすがってしまう。
ところで・・・西條八十は新聞社や陸軍に言われて3度も戦地に赴いて現場を見てるわけだから、勝てるか負けるか
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