「かなしさはかなしみのなかにあるのではなくよろこびのなかにある / 仲 仲治」を読んでの感想文/鵜飼千代子
ようですね〜。わたし、童謡のような詩がかけるって羨ましいです。」って、にっこり微笑まれたのですが、この言葉は憶えていますね。名前は忘れましたが。
その後、一色氏が「いいですね。いうことは無いです。」といった方の詩に続いて、「悪い意味でいうことは何も無いです。」という詩を持って来てしまった方が出たのですね。一色氏は穏やかな方なので、「悪い意味でいうことは何も無いです。」と突然言われたら驚きます。常連さんだったので、それだけで理解されたようですし、その日だけ行ったわたしのような人々に、そこまで説明しなくていいと思われたのかもしれません。「悪い意味でいうことは何も無いです。」って、とても強烈な言葉で
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