貝吹明さんの『【批評祭参加作品】思うこと』を読んで、いまさら思ったこと。/
 
います。そして「絶対的にその向こうの空間へと出ることを拒絶する不可侵の堅牢な壁」の「感じ」とか、「断食して痩せ続ければいつか格子の間をくぐり抜けられるかもしれないけど、、どうだろう。。」といった「感じ」が絵筆を握った人げんの身体感覚によって絶妙に表現されている迫真の絵も、"そっくりそのまま"拡大/縮小してしまうだけで、その絵を見る生身の僕たちに対して、また別の意味を持ったものになってしまう可能性はあるのではないかと。もちろん"そっくりそのまま"拡大/縮小してその「感じ」が残せる場合もあると思うし、単純に"そっくりそのまま"拡大/縮小するだ
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