貝吹明さんの『【批評祭参加作品】思うこと』を読んで、いまさら思ったこと。/ツ
へと出ることを拒絶する不可侵の堅牢な壁」が、少しの拡大よって、「断食して痩せ続ければいつかは格子の間をくぐり抜けられるかもしれないけど、、どうだろう。。」とかいう希望や不安になったり、100倍にも拡大すれば、ゴジラならいざ知らず、もはやそこに壁を見る人間やどうぶつはいないでしょう。
で、「等身大ガンダム」にしても、「鉄格子」にしても、目の前の「描かれた絵」にしても、生身の僕たち対して働きかけるいろいろな「感じ」が潜在的に「ある」とおもうんですが、それをそっくりそのまま拡大したり縮小すると、それだけの操作で、僕たちが知覚することの出来る対象物の性質や意味が著しく変容してしまう可能性はあるとおもいま
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