詩人達の新たな旅路に向けて 〜「黄色の日」の印象的な詩のひと時〜 /服部 剛
詩で、やはり関西弁の詩は、人間味とぬくもりがあると思いました。
「彩明」・・・小夜さん
(冷え切ったてのひらをきつく握って 爪が皮膚に食い込むのを 感じる )という2連はとても小夜さんらしく、哀しみをも越えて生きる実感を求めているのが、伝わります。時に葛藤しながらも、道を歩み続けて(けれどすべては必然だったと 自分で自分を抱きしめる)という感覚に至り、まずは今迄歩いて来た自分抱きしめることの大切さを思いました。
(けれどただ信じる 冷え切った顔を信じる 噛み締めた唇を信じる
語るための唇だ 伝えるための 触れるためのてのひらだ
生きるための
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