詩人達の新たな旅路に向けて 〜「黄色の日」の印象的な詩のひと時〜 /服部 剛
)
昨日、イベント会場へ向かう電車の中で(ただ信じる)というこの言葉にふれて、僕は感動しました。哀しみを越えた(夜明けの空)の視える詩です。
「中空」・・・イシダユーリさん
男の人の手を引いていきながら、隣には猿がいたり、男の人がしぼんでスピーカーに返信して(わたし)の手にぶらさがりながら、若いのか老人なのかわからない不思議な声が聞こえたり、詩の後半では(わたし)が猿になっていたり、発想の面白い詩で、今迄ののユーリさんの詩とはまた違うイメージの詩だと思いました。個人的には2連目の、スピーカーから聞こえる男の
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)