ショートレビュー・サンデー+++あやふやな均衡。/ことこ
の洗濯をしたかったのではなく/出張中の男の洗濯をする私を肴に酔いどれたかったのであって」からの畳み掛けるような展開は圧巻。
狂気に至る一歩手前、「何もない」という切り口も美しい一作。
らんららん。
◆砂の埋葬。 / 紅魚さん
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=118955
中盤の「む。/り。/だ。/よ。」の、一音一音の美しさ。
まさに「あたし」のこぼしていく砂の、一粒一粒のようで、こんなにもスクロールの似合う作品は、他にはちょっとないのではないかと思います。
「苦労して、どうにかうずめた/あなたのつま先」も、「あなた」が
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