『批評際参加作品』私が読みたい詩-実存と世界性/ダーザイン
い子供の詩など読みたくない。人間が描かれていない詩とは言語遊戯であり、ダスマンであり、書くべき人間でない輩だとさえいえる。佐藤さんの実存描写力は圧巻である。蛍さんが彼女の詩を評して憑依と語ったことがあるが彼女がさまざまの語り手に成りきる実存の作劇法は、憑依とでも言うよりほかない大変な集中と、ただの力技ではない真摯な生がもたらすものである。みなさん、ちゃんと生きていますか? 一所懸命生きていますか?
私はあなたたちが身命をかけて書いた作品が読みたい。
次にまーろっくさんの「カン・チャン・リルダの夜」について触れたい。
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