【批評祭参加作品】知らんがな【うさこ、戦う】/虹村 凌
 
の二世には慣れんと思うし、アポロと言う人物で該当するのはロッキーが戦った黒人ボクサーくらいである。アポロは君を連れていかないだろうし、あのお菓子だって君を連れて行く事は出来ない。あのお菓子のアポロが何を暗喩してるかも理解出来ない俺の頭脳が間抜けなのかも知れない。何回読んでも理解出来ないのだから。  
  後半半分の冒頭、おそらく作者の話を聞いている人の事だろう。まさに俺の気持ちと同じだ。「左手でたたいた人がある日とつぜん破裂をしたりとか、そんなことを想像すると毎日つらい気持ちになるね。知らない女性がいきなり訪れあなたのせいで彼は死んだとか言われたらどうするよとマクドナルドでストローを割る。」いや
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