【批評祭参加作品】知らんがな【うさこ、戦う】/虹村 凌
 
かったし、水族館でも無かった。何故、作者にとって学校は沈むべき存在であったのか、水族館であったのかは知らん。作中で語られているようには見えん。いや、沈むべき存在である学校だとか、水族館っぽい、と言う以前に、この詩が全く理解出来んのだ。兵士です、と叫ぶクラスメイトに消しゴムを貸す意味も、そいつの二世になる意味も、やってくるらしいアポロと言う人物も知らんし、その後の事なんざ聞いてないし知らないし、俺はゴジラに勝てない。最初の半分が俺にはどうしたって理解出来ん。水族館、みたいな表現はわからんでもないが、兵士ですと叫ぶ君に消しゴムを貸すのはボケなのかマジなのかもわからん。残念ながら同級生である以上、君の二
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