【批評祭参加作品】知らんがな【うさこ、戦う】/虹村 凌
 
の中にも、そう思う人はいるだろう。ブログを読むのと大差無いんじゃないだろうか。少なくとも俺はそう思っている。知らんよ、君の世界とか日常とか思想とか色々あるみたいだけど。俺にゃわからん。
  読者に媚びて、彼らに共感が持てるような作品が良いと言っている訳じゃない。意味がわからなくても面白い(笑える)のならいいと思うし、訳がわからなくても興味が持てる内容であれば良いと思う。「知らんよ、そんな事」と言うラインと「面白い」のラインは非常に曖昧であって、俺の様なボンクラが満足するような作品は稀である。更に俺はあまり他人の詩を読まないので、出会いそのものが少ない。一重に俺の所為でしか無いのだが、面白いタイト
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