【批評祭参加作品】知らんがな【うさこ、戦う】/虹村 凌
は無い。俺が詩に何を求めているのかは、俺自身わからない。その時の気分とか、状況とか様々なものに左右されると思うが、これと言って何かを求めている訳じゃないのかも知れない。(※お前もポエム書くじゃねーか、と言う批判はこの際聞かない事にする。
別に詩に限った事じゃないが、絵画であれ音楽であれ映画であれ、俺と言う人間のスタンスは基本的に「知らんよ、そんな事」なのだ。理由は色々ある。言ってる事がわからない、単純に面白く無い(笑い所が無い)、興味が持てない、理解出来ない、等である。君の世界をそんなに自慢げに披露されても、俺は知らんよ君の世界なんぞ、と思うのだ。俺の詩や他の作品を読んだり見たりする人間の中
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