【批評祭り参加作品】現代詩手帳散見/リーフレイン
「読み手は様々なのだから。こういう詩がもっとあってもいいのになあ。」と詩手帳の時代性に逆行しそうなことを考えたりしました。
話はもどって音律といえば、2010年の新年号。
四元さんの「マダガスカル紀行」が載っていたのですが、四元さんの音がちょっと好みです。四元さんは散文(詩ではなく)でも結構リズミカルに描かれます。
マダガスカルの場合はあっさりと書かれている短文の中に、忙しい3の音節の連なりを作っておいて、少し長めの音節で破調するっていうパターンが隠されているような感じがします。
音ってなあ、どうも繰り返すことでリズムが生まれるみたいで、たとえば
{引用=ぐん ぐん ぐん ぐん
[次のページ]
[グループ]
戻る 編 削 Point(5)