【批評祭り参加作品】現代詩手帳散見/リーフレイン
 
ぐん ぐん ぐん ぐん ぐん}
という2拍子の連続はこれだけで強いリズムを生みます。(3でも4でも連続によってリズムが生まれますね) この連続だけだといつにか単調に陥ってしまうところですが、割と早めに破調させることで調和しすぎないバランスを取っているような感じです。3,3,5、とか3,3,6とか3,3,9とか。スピードあります。

そこまで考えると、そもそも5,7の調というのはリズムバランスを複合的にとってる形式だったりするのかなと思ったりもします。7の音節はたいがい3や4の短音節で構成されているんですが、全体での調和の中で短音節をうまく埋め込んでまとめあげてしまいます。
 現代詩でもよく読むと7、5の音節が利用されている場合は多いです。あれも好きなんですが、崩した音律がある詩はどことなくスイングするジャズを聴いているようです。


あぁ


しばらくまじめな詩手帳の中にこもっていると、なにやら人間がまじめになりすぎるような気がしてきました。 あんまりまじめだと血尿が出ちゃいます。


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