【批評祭参加作品】口語自由詩と散文との違いは何か/……とある蛙
、言葉の機能の中心は伝達機能それ自体ではないので、言葉自体いろいろ複合的意味を持たせることは当然許容されます。定義付けは不要で詩として構成された作品から読者が何かを感じる……出来れば作者の考えたモチーフ(入沢康夫さんだと図柄になりますか)、ことによって詩は成立すると思います。 アレンギンズバーグの言っていた「主観的真実の表現は他の者が客観化することによって初めて詩になる」ってなこともこのことに連なることだと思います。読者を無視して詩は成立しませんし、客観的真実の表現ではないのです。その点、散文とは大きく違います。
第2に 詩は口に出して読むことを前提として成立しなければなりません。ある人(
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