【批評祭参加作品】口語自由詩と散文との違いは何か/……とある蛙
として捉えることの出来る人、小説家は言葉を徴表として捉えることの出来る人」と区分けしておりました。この区分けでは 極論すれば詩が韻文であるかないか等問題ではなく、言葉の伝達性を捨て去って何らかのモチーフを構築したものが詩であって、詩に関する解釈とかそのような姿勢で詩を鑑賞してはならないものとして詩が存在することとなります。
詩の中の言葉の伝達機能性を無視することは、言葉という素材それ自身の特徴や利点を捨て去ることですから、詩を書くことに関してある程度は妥当する としても極端にまでこだわることはあまり現実的ではありません。サルトルも少し異なる考え方に変化しているようです(私めんどくさがり屋な
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