芸術とエンターテイメントの対立に関して メモ/結城 森士
 
上、“より多くの人が理解できる表現が正解”なのだ』。

大勢の人が、「○○ではなく▽▽の方が良い」と思ったら
○○は不正解で、▽▽は正解になってしまうのだ。
芸術センスの欠片もない批評家の多くが、▽▽が正解といったら○○は握りつぶされてしまうのだ。

長い目で見たら、○○の方が味わいがあり、新鮮な驚きを生むかもしれない。
長い目で見たら、▽▽の方はありきたりすぎて、つまらない俗物かもしれない。


まだ3歳か4歳の幼児に、コンビニの甘〜いチョコレートと、高級店の苦味のあるチョコレートと比べて見てもらおう。味に知識の無い幼児は、「甘さ」に惹かれ、コンビニのチョコレートを気に入って
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