私論・詩論・試論/……とある蛙
衆は分かろうとする努力を怠り、拒否してしまう。大衆に迎合する詩を書くことを要求するのは明らかに消費者意識だと断定したそうです。
ヒトに分かるように文章を書くことは文章本来の目的からすれば当然なのですが、それがまともにできない者がそれを読者のせいにするのは問題外です。
まず、ヒトに理解できる文体の中で、喩法などレトリック、表現方法などを工夫して個性的なものを書くべきでしょう。しかもそれが読者にハットさせたり、ジーンとさせたり、ニヤリとさせるようなうまい言い回しと感じる表現ができれば、詩はますますすばらしい文芸になるのではないでしょうか(今までもそうしてきたという声はありますが)。
ま
[次のページ]
戻る 編 削 Point(8)