「水のいのち」について/……とある蛙
ている何かがSoulです。
ここでいう魂は私の全く独自の見解です。宗教でいう魂とかそういった類のものとは関係無く、まして救済の対象ではありません。幸せを感じながら生きているという事実、その評価の主体としての自分の中の何かという意味です。無くなれば当然生きている意味もなにもなくなります。
わずかな幸せを感じる魂はどこから来るかは分かりません。どうしてよいか分からない全ての生けるもの(立ちすくむもの)の上に平等に雨は降り注ぎます。雨はすべてのものに幸せの暖かさを感じさせるように降り注ぎます。
雨は水たまりになります。水たまりは現実の我々であり、天気が良くなればすぐ乾いてしまうほどはかない
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