「・・・・・restaurant」:童話/月乃助
すが…」そうメグに言い、丸い大きなテーブルへ、メグを案内してくれます。
部屋にはその大きなテーブルが一つあるだけです。
椅子は、三つ。白と、赤と、青です。
メグは、連絡と、それはきっと違った人のことだろうと思うのに、何か疲れていてそれを口にせずに、テーブルの席にちょこんと座りました。すると、
「白いお席のお客様、いらっしゃいました」ウェイトレスは、キッチンのある扉の開いた奥へと声をかけます。
目の前には、いつの間においたのか、小さな子供用のフォーク、それに、カップがあります。
「ええ、もうお疲れですよね。皆さんここらへんまでいらっしゃると、それは、たいがいそうでいらっしゃって。
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