「・・・・・restaurant」:童話/月乃助
 
でみても、同じようなものがでてくるのだろうと、メグはそんな気がするのでした。
 メグの方は、もうケーキを食べ終わり、カップのお茶を飲んでいます。その味は、どうやら「幸せ」、のようです。
 テーブルの向こうのおじいさんは、また、顔をしかめ今度はテーブルまでたたきながらスープを飲んでいますが、いっこうにそれは減っていく様子がありません。
 メグは、おじいさんを気の毒に思うのに、少しの間、青い誰もいない席を見つめて、そこに今度はどんな人が来るのかと思っているのでした。
 その目を上げると、壁の絵は、いつの間にかお花畑の絵に変わっていました。
 メグがお茶を飲み終えると、
「ありがとうございま
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