愛の詩人・上手宰と「冊」の詩人からの伝言/服部 剛
詩人
は暗に語っている気がする。
ゼウス(神)が人間に化けて地上の女
と恋をする神話のような連も印象的で悪
霊の誘惑で、女が(本当の姿を見せて)
と迫りゼウスが姿を現し、もっとも弱い
光で女が一瞬に燃え尽き、消滅してしま
うところに愛についての詩人の考察があ
ると思う。
光が旅をできる暗闇を
取り払ってしまえば
光はすべてを焼き尽くす
地上に生きる人間というのは、壮大な宇宙
の歴史を思えばあまりに小さく、本当の光を、
私達の小さい両手は受け取ることができない。
この人生に於いて、もし幸福というものがあ
るなら・・・それ
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