愛の詩人・上手宰と「冊」の詩人からの伝言/服部 剛
 
もっと豊な価値
観と生き方があるのでは・・・?ということ
を伝える、詩人の意志を、この連は伝えてい
ると思う。 


  ともえさんと佐竹さんと岩井さん
  幾つか角を曲がったら
  会えるかもしれないけれど
  どんなに角を曲がっても
  ダサクてネジで負け惜しみの
  ニッポンには会えません 


 僕等はおそらく、時間をかけてでも歴史を
遡り「日本人とは何か?」という命題を、探
求すべきなのであろう。そして、過去の歴史
を引き継ぎながらも「日本人にとっての詩の
言葉」を新たに創造することが、これからの
若き詩人に、密かに問われていることだと思
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