ごめんなさい、という言葉/北村 守通
 
上をかすめて飛んでいるか、ということがわからないわけです。ですから様々な意見や嗜好、思考が交錯する可能性が自然と高くなります。そんな時に相手が見えないわけですから、どうしても否定的な可能性だけがちらつきがちです。議論なんかが白熱しすぎるとどうもそんな傾向に陥りやすいところがある様な気がします。また、議論だけでなくネットを通した個人的な付き合いなどといったところでも、こうした交錯が発生しやすいようにも感じています。
 
 だってこのくらいいいじゃないか
 だってこの意見はおかしいじゃないか
 自分の行動は当然じゃないか
 自分の意見は間違っていないじゃないか
 悪いものは排斥されるべきじ
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