春だ花見だエロ祭/プル式
 
ないでしょう。それでも、そういった詩を描く人というのはネット上でランダム表示すると出逢うことがあります。『わざわざ性的表現を使った詩』です。それは僕から見ればポエムと同じ様に、一つの垣根を超えた場所にある、入り口の、混雑の、停滞の、流行に見えるのです。初めてポエムを書いた人が、ポエムという抵抗の垣根を越えた様に、自分の恥部や性的な、あるいは過激な表現を使い、入り口に停滞している詩人たちから、さらにもう一歩、もう一歩と垣根を越えた場所では無いでしょうか。それが悪い事だとは思いませんし、僕はそういった入り口に留まろうとしがみついています。しかし、そこは先に行った様に、入り口にある、一つの流行としてのエ
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