詩のふもとへ問いを発する前夜に/白井明大
てしまうのかという
ことだろう。
そのことを知るためには、今行われているような
金融や経済の分析はほとんど役に立たない。」
湾岸戦争のとき、同時多発テロのとき、四川大震災のとき、日本の詩人が言動を活発にしたのだとしたら(その場に立ち会ったのではないのでこれは伝聞での知識でしかありません)、では、今回のこれにどう向き合うのだろう? という問いは立てられるべきでしょうか。そうだと思っています。
では、どんな道すじが、これからつけられるべきなのでしょう。
寡聞のせいですが、まだ、詩人からこのことについて明確なスタンスの表明がなされたことを知りません。
根のないお金儲
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