詩のふもとへ問いを発する前夜に/白井明大
ながいながい変わりゆく道の、いま入り口に立っているところで とそのように思えみえるのは、この世の中であり世界のことです。
いまリーマン・ショックなどから俄に表立ってきた(それ以前からすでに進行していたのでしたが)ことが、市場を優位に据えた新自由主義の終焉になるものだとして、ではあたらしい秩序づくりはこれからだということです。
あまり「破綻」ということには過度の不安はいらないと思います。反面、予断がゆるされるというようなことでもないようです。ふう。
◯◯◯を買って、売ったら、差額のいくらいくら儲かった、というような儲け話に乗っかった人たちが、まるごとコケて、大損をしたという
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