昨日は孤独な世界?/錯春
で素直に受け止められるだろうか。
そして、彼女はきっと簡単には愛を得られないだろう(巷には勘違いと考え違いを導火線にした恋愛が呆れるほどドラマチックに大手を振っているから)
その代わり、真実の愛という、天然記念物みたいなものを手にする権利を持っている。
それも彼女がビニールマットレスの上に飽き飽きしてから(また飽き飽きすることができれば)の物語。
カンスケはベランダに座っていた。
びたみんでぃー、は、日光浴しないと作られない。
そんな理由をあとづけして、今の状況を楽しもうと努力していた。
部屋の中では、友人カップルが仲直りのセックスの最中で、別に仲間に入っても良か
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