俺の冒険/日雇いくん◆hiyatQ6h0c
 
わず犯罪になるような事でもうっかりしてしまいそうだ。
 俺は自分を信じていない。
 俺が自分を抑えられるなど出来るわけがないと思っていた。
 だから少しでも女を見る機会をなくすようにした。
 休憩時間はひたすら目をつぶり時が過ぎるのを待つだけだった。
 仕事だけに集中するようにした。
 バイトはもちろん女のいないようなところに行くようにした。
 そうなると重労働作業が多くなったが、体が苦しくなる分気持ちがまぎれた。
 気持ちを紛らわす事が出来れば金をもらうまで我慢できた。
 運悪く女がいたときはなるべく女のいるところを避けた。
 それでも避けられないときは、女を女だと思わないよ
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