秋田県でいただいた秋田の詩集2 「空気で伝えて2008」/イダヅカマコト
 
げるから
手なんかつかわなくても脱げる
急いで脱げる
猫みたいにくるくる丸まって
猫の土のついた足みたいな
靴下

(「くつ下」より)}

他にも幼くしてお兄さんになってしまた長男を「外国の映画に出てくるようなお母さん/太ったお母さんが大きな息子をだきしめるシーン」のように抱きしめたいという「お兄ちゃんだから・・・」もすごい暖かい詩ですし、ひさしぶりに帰った実家での光景を描いた「淡き幻は守られて」のお母さんとの会話が切羽詰っていくさまが、説明のように書くことでしか言い切れない緊張が魅力的です。

{引用=質問の一つ一つに答えていくと
さらにその先の質問に発展していき
ゆっ
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