秋田県でいただいた秋田の詩集2 「空気で伝えて2008」/イダヅカマコト
ゆっくり落ち着くどころか
焦らせる請求差で
口の中のごちそうも
噛むヒマがなく入ったきり
(「淡き幻は守られて」より)}
はっきり言うと、家族のいないモリマサ公さんの詩を想像することができても、家族のいない鈴木さんの詩が考えつきません。とても暖かい詩集です。
もっともこれは、私が独身だったころのモリマサ公さんを知っているということ。
また、使われている単語の種類がモリマサ公さんの方が多いということも割り引かないといけないとのですが。
鈴木さんは現代詩フォーラムでねこじゃらしという名前で参加されています。
http://po-m.com/forum/myframe.
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