「感性の論理」はどこからくるのか---詩の非論理的な領域を読むということ、詩の非論理的な領域を書くと.../N.K.
のように結論付ける。
「言葉というものは作者の作品をある程度読み込んでいくということと、その言葉がもっている文法的な意味も含めて、言葉のひとつひとつが持っている粒々をきちんと見分けることが大切なことだと思います。詩を書く側は、そういう粒々だけは、頭の中にあるイメジを正確に対応させ映し出していると思えるところまで、きちんと書いておく必要があると思います。」 12
詩を書くために詩を読もうとしてもがいている私のような者にとって、詩を書こうとする際に「言葉の粒々を頭の中にあるイメジを正確に対応させ映し出」そうとするしかないのだが、そのためには「言葉の粒々」と「頭の中にあるイメジ」をさらに見分ける
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