死紺亭兄さんへの声援(エール) /服部 剛
 
」 

ベッドの上に、身動きの取れぬ君。 
挙上したまま、ギブスで固定された左足。 

リュックから取り出した 
一枚の色紙を手に 
詩友に捧ぐ朗読を始める 


「 カルシウムをとってね、海老の尻尾とか 」 ともの 
「 ってゆうか、アナタの言葉を待ってます 」 モリマサ公 
「 ゆっくりいこう!ゆっくり 」 馬野 幹 
「 また元気な声を聞かせてください 」 守山ダダマ 
「 PASS! 」 ジュテーム北村 

「 あの夏の旅路で、胸に刻んだ言葉を忘れない 
  そして、僕等の旅路はこれからも、続く。  」 服部 剛 


身動きの取れない君の目線に入る
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