「 だからぼくは書いてオナニーして読まれてセックスしたい。その一。 」/PULL.
」を頑なに否定する保守的なセイトウの代表でもあるとある森の中の神の国の島国のシュショウが、そう連呼して、いた。時代があった。
当時ぼくは、大の「IT嫌い」で、それ(IT)を気持ち悪いぐらい毎日、テレビから連呼するシュショウもそのシュショウのセイトウも支持していなかった。大っ嫌いだった。
ぼくはまだ、青二才だった。
一の三。
「カクメイ」。
それ(IT)はいつの時代も甘酸っぱくて、ぼくら青二才の身体を熱く、燃えたぎらせる、だけどそれ(IT)は一過性の熱病であり、いつか熱は下がり、最後は凍え、餓え、それ(IT)は悲惨な結末を迎えるものなのだ。
一の四。
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