『アクアリウムはエーテル日和』/川村 透
 
となって揺れている。
相変わらずみんなの
ハナシは尽きず次から次へと僕たちのコトバは唇からあふれるあぶく、に変り続け

泡が笑った。
潮位計を背に記念の写真、も、無事すませた。

それからの僕たちは、つ、と地面を淡く蹴ると、
蒼い流線型の魚に戻って、ゆっくりと浮かび上がり、
それぞれの碧、い、界面を目指して別れ、て、行くのだ。

So long!


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