「徹底的印象批評」のすすめ/渦巻二三五
もそも読者は「作者がその作品を書かなければならなかった理由」にたどりつくことはできないだろうと思います。たどりつこうと努力することはできたとしても。
けれども、それはほんとうに必要なこと、求められていることなのでしょうか。
一方いとうさんは『技術論とミロのヴィーナス』http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=843&from=listdoc.php%3Fcat%3D5%26from%3Dmenu_c.phpで、
{引用= 私自身が技術等への言及に向かっていったのには理由がある。いわゆる印象批評から脱却したかったのだ。印象批評は、客観的な根拠か
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