美人は誰か/んなこたーない
顔しかないが、竜には七つの顔があるからである」(引用元不明)
ちなみに七つとは、昼用、夜用、祭用、宗教儀式用、家用、外出用、よそ者向け用とのことだそうだ。
古くから今日に至るまで、化粧が娼婦や男色家と結びつけられるのも理由のないことではない。
無為で偽善的な生活に、官能の昂揚をもたらすのは虚飾とまやかししかないのである。
また美容整形がゴシップの種になることもあわせて考慮したい。
ここにはいまひとつ外面的か内面的かという選択があり、両者を結びつけるという選択もある。
しかしありのままの自然と言ったところで、それがいま現在どの程度貫徹出来るかは疑わしいものがある。
ナチュラルメイクのよ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)