詩集・人生の最中に/生田 稔
 
 とおらない だろうけれども
しのまぎわに いくどもたたされる

十八さいから二十七さいまでの ぶんがくの きそどくしゅう
二十八,二十九,三十まで 死を かんがえ ながらも
ぶんがくを やった
二十七さいのあき エホバのしょうにんにあう
ぶんがくに 聖書がくわわる
ついで たんかも くわわる
よしだやまの ふもとにすむ あららぎの 井上国枝 せんせい
はがきに うたをかいて おくると てんさくして くださった

三十さい じゅうきょ にしのみやに うつり
十さいうえの クリスチャンに せいしょをならう
そのとし バプテスマを うける
いらい 三十八ねんが すぎた

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