詩集・人生の最中に/生田 稔
ことし せいしょの 十どめの どくはとなる
せいしょに かんして えんだんで いくども はなしする
ちかごろになって せいしょに かんする ろんぶんを ざっしに
けいさいして くださった ひとがいて たいへんほめて くださった
なんとなく たのしいので かなの じゆうしに してみた
68ねんの じんせいの そう けっさんである。
春のなごり
飲まぬ酒のまねばならぬときもある
今朝も呑む歌酒一首
契りたる君の面影想いつつ
?思い出酒?を聴いている
時刻む音のかすかな部屋にいて
今日は晴れ外へ出ようよ
なごりおば如何せんかな涙して
別れの時は
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