同時多発朗読・個人レポート/服部 剛
達に発信された伝言を受けた
4月11日という日は、僕にとっても「空は希望」という詩を、
読むべくして読んだのだと感じる。
「今まで自分は何のために朗読してきたのか」
「詩の言葉とは、一体何なのか?」
そのふたつの問いを、改めて考えさせられた一日だった。
夜、家に帰ると、食卓の僕の席に
「北村さんから電話がありました。」という母親のメモが置いてあったので、
翌日の夜、ジュテーム北村さんに報告を兼ねて、電話をした。
この日、ジュテームさんは何人もの詩人達と話していたのかもしれず、
なかなか電話がつながらなかった。
午前零時前、ようやくジュテームさんの「もしもし」と
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