150年/白書易
今日はよく晴れていて、スペースマウンテンに乗ってきた。
とても空いていたので3回くらい乗り込んで、馬の骨も、馬の皮もみてきた。
見上げると所々天井が剥がれてきてしまっていた。
ご機嫌な写真を一枚みつけて、
この館の展示のなかで私にとって一番のものだった。この気持ち。
わからない事ならたくさんあるけれど、誰がどう思うのか、何を知っているのか
扉の外は春の強い風が吹くのですっかり疎らになった桜がきらきらと散りばめられたり、
止んだかと思えばまた吹く風に舞い上がる砂が空をさっと黄色くするんだった。
堤と堀と石畳の通りを介してこの地を150年先の風が吹き抜ける。
わたしはきっと世
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