豊かな時代における詩/番田
誰もいない日曜日に眠りに落ちていく僕は、いったい誰なんだろうと思わされていた。だけど現代詩フォーラムに関する様々なことを思い浮かべさせられながら、今日も終わってしまうのかもしれないと震えだした。このようなことはあまり楽しくはない状態なのかもしれない。だけど、それにしても、何かが間違っている。あまり面白くもない詩が高く評価されているのはばかげていた。おまえらはきっとどうかしているんだと、僕は心の奥で叫んだ。きっと、そうしては、切れかかった石油ストーブの燃料タンクを確認して、ガソリンスタンドに毎日のように足を運ばなくてはならなくなっているようだった。現在の世の中で、たぶん詩はあまりにも古くさいゴミ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)