きれいな玉になれば、あるいは/光井 新
 
好き嫌いのある人を、私は好きになれない。まぁ、嫌いにもなれないし、つまりはどうでもいいのだけれども。
そんなどうでもいい事を、少し、書いてみようと思う。もしかしたら、書いているうちに、どうでもよくなくなるかもしれない、そんな風にちょっぴり期待しながら。
なんて思ってたけれど、やっぱり、この気持ちは期待じゃないのかもしれない。もしもこの期待が本物だとしたら、裏切られ時にはガッカリするべきだと思うけれど、どうもガッカリする気配がない。裏切られた時にガッカリしないものを、期待とは呼べないような気がする。
と、それこそどうでもいい事なんじゃないかしら。でも、まぁ、そもそも今日はどうでもいい事を書こう
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