永遠に帰するポエジー 〜蛾兆ボルカ「はちみつぶた」について〜/白井明大
 
〈mixi日記より。2006年のポエケットの時のことです〉


そして会場に到着。

まだ開店前だったのですが、蛾兆ボルカさんの詩誌ロゼッタをまずはゲット。今回の特集は「祝祭」です。

ボルカさんの詩「はちみつぶた」があまりに素敵でした。寓話になぞらえて寓詩というものがあるとして、そこから、手にとりやすい寓意というものをていねいに取り除いて不思議な情景だけを表出させたもの、そして、ある観念を沈澱させたもの、がこの詩のことばから見てとれます。

もっとも受け取りたい、この詩の内奥のすがたは、永遠である とぼくは読みました。すきな詩です。

具体的にすこし書きます。

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