教育について/パンの愛人
渡邉建志「教育レイプの構造―相手の声に耳を澄ますこと」(http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=181866&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26cat%3D5)は、教育におけるある種の暴力性を問題にしていて、興味を持って読むことができた。体罰などを一切許さない、現在の社会風潮から考えてみても、渡邊氏の論旨がうけいれられる余地はかなりおおきいと思われる。
私は渡邊氏が良識的で真面目な人柄であることは疑わないが、しかし、正直に言って、その人柄が教育者向きではないように思われた。
そもそも渡邊氏のいう「教育レイプ」とは、かなり
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