Howl/guest
次の電車が来たら
この切符で
遠くの街まで逃げるといい
無責任なことを言う
私はその切符を売って
彼の為の酒を買う
ここをその街にして欲しくて
責任を持って
私が心配で
戦火から遠ざけても
私が戻る頃あなたがいないなら
なんにも意味が無いのよ
彼は私が生きていける世界を
作るつもりでいるけれど
本当は私生きるつもりなんてないの
なんにも意味が無いのよ
どこかの女を抱いて
朝まで
何度でも
他でもないあなたの未来の為に
私は思っているのよ
でもそうね、きっとあなたには
あなたの考えがある
私はもう何も見る気がな
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