ママ、ここで歌ってる人

朝から晩まで歌い続けてるの?

疲れないのかしら?

飽きないかしら?

間違えないといいけど

心配だわ!

わたいなら無理だわ!

飽きて ...
○「早起き」
朝5時に起きるようにした
朝早く起きると心身の調子がよい
一日が充実して感じられる

○「終活」
友人Tは
毎朝4時に起きて
「天声人語」を
丁寧に書き写している
も ...
十一月の雨はどんな気持ちで降っているのだろう
十一月の雨は、冷たくなれば雪になるけれど
ほの温かい、いくぶん霧雨のような朝には
ため息だけを増産する

十一月の雨は、まるで生活することに疲れ ...
荒れ狂う波のように
激しい彼女が

今日は一言も発さずに
まつ毛を伏せた

この恐ろしくも静かな時間のどこに
荒波が潜むのか
鼓動は脈打ち
浅い息を繰り返す

瞳に宿る粒の気配が ...
ここにいま僕がいることを
だれも知らなくて
そっと教えてあげたくって
君を待っている

ほらもうそろそろだよ
他には何にもできない子どもたちが
音楽を奏で始める時間
楽器ががったん音を ...
このなんでもない時間と
そして でも
この 僕の感覚の中を
時は流れたのだ
そして でも
木の生えた そこに そして
それを知ろうとすることに
そして でも
今日も僕の生きている でも ...
透明な風羽ばたける春の海

吾もまた雑草として春時雨

雲の上でも降っており冬終わる

砂ひかる一人三月の島に立つ

フラココや東海汽船イルカくる

故郷に晴海ふ頭や桜貝

青 ...
意味を考えると  汚れてしまうんです
途端に其れはうたかたです






だから涙は
無心にあるべきです
本当に必要な日にいつしか泣いている自分の心の光を
手放す愚かがあります ...
透明なグラスに注がれたコカ・コーラには西陽が射し込んでいて、そのなかには幾つもの氷が沈み込んでいる、その一番上のものには幾つかのちいさな罅が入っていて、まるで浄土の影がわずかに映っているみたいに、その ... そのインコはレモン色で
くれたのは男の子
見知らぬ男の子
なぜなら前日がクラス替え

中学時代はそういう風な忘れたいことばかりが過ぎる日々
レモン色は苦しい

インコはあっけなく生き絶 ...
私がまだ
あなたの子孫の
最初の日にはもちろん
衣服を身につけると知らずもちろん衣服を選ぶことも知らず
もちろん日本語は持っているわけもなく


いつかのご先祖様のあなたは
愛をかts ...
君を思い出したくないんだ。

「寒いんだから良いじゃん」
腕を絡ませて、もたれるように歩く。
寝返りも打てない距離で眠る。

散髪(美容院?)に行って、
髪がないと騒いだり、
風呂場の ...
バロックを聴いているゆうべ

ピアノが優しく誘う
夢への世界 扉はすぐ

そこだけれどまだ

開けないで聴いていたいと
バロックを聴いているゆうべ
気がつけば夜同士となった
一人の ...
旅をする一族 浮遊する子ども


土のない街からかえって行く蛙


人間は大きな闇のなかにいる


儚くて馬鹿馬鹿しくて墓ばかり


柴刈りをする紫のメリーさん
踵の高い靴が履けない
ファッションで履いてたヒールは
いつしか脚が疲れるようになり
つんのめることも怖くなり
歳と共に
押し入れの奥に仕舞われた

スカートに似合う
低いパンプスが履け ...
地に突き刺さる
十字架から
血の迸り
大地へ注がれながら
天空へ噴き上がるを

見届け生き抜き生かされ
すっくと立ち上がるチビ太たち
自らの内に潜み働く神性の
疼き思考脈動自ら実感し ...
とても卑屈に落ちた時
見上げることなど役に立たない
そのことを本当に知っているあなたは
宇宙のどこかにいるのだろうか

そう思って私は空を見上げる荒れるはずだったのが嘘のようなすぐに私は背中 ...
はっきり
言って
もうなんも食えないくらい
食いすぎだ
んですわ

バッハさん
もう全部持ってってくれ
地球の教師よ
未練はもうなんもない

追記:政府は
全部知ってるよ
な ...
普通って何
異常が
普通になっちゃった
異常が普通の
顔して歩いてる



私は
無力だ

思うこと自体
おこがましい



さまざまな存在に
感謝することを
...
酩酊を思わせる振動がずっと続いていた、思いつく限りの暗色をすべて混ぜ合わせたみたいな空の色だった、何処かでずっと俺のことを見つめ続けている目があるような気がしていた、でもそんなことは別に初めてじゃ ... 切実な悩みが俯いている
言葉にしてみると
いくつもの紐が出てきて
引っ張ると
切実が鳴りメロディになる
思っているより美しい
問題は保持していてもいいんだ

かけがえのない
自分の道 ...
食べても食べても減りません
いつかは無くなるのは
わかっていますけれど


みかんの季節です
待ち焦がれた季節がやってきました

大きなバケツに山盛り
有田みかん 四百円 
「 ...
○「台湾有事」
その前に熊有事である

○「人生転倒」
枯れ枝男や浮き石女に
気をつけよう!

○「我慢ができない」
年を取ると
小便を我慢できない
待つことを我慢できない
黙っ ...
別に着飾るわけではないけど

動きやすくて

心地よくて

少しだけ奇抜に

自分をちらりと

表現できると

いいな!

それが個性だねと
『父の献立』たもつ
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=393547

孤児養護施設で育ったわたしは〈家族〉とい
うものを知らないので詩や小説というも ...
けれど
光らない夜空の果てにみえる
甘いドーナツのような
月も舵を失い
そして
感謝を忘れたひとの街に
地響きがゴゴゴゴゴと
なにかを裏切るように聴こえるとき

水に濡れた一 ...
地球と接地する全長25cm
右 左 のリズムで地を踏み その黒色を示す
窮屈な足の住処は僕を目的地に運ぶ

歩いて、走る
コンクリートや大理石、草原や砂利道
汚れ、擦り切れて
歩いて、 ...
さよなら
と言いたい夜には
時だけに
いてほしい

さよなら
と告げたい時には
いてほしくない

君には
告げたくない

君にも  告げたくない



さよなら
と言 ...
約束の果てで 果てと
ほほえみの
交わされる時
命は
叶う

その時までに
命に従い生き切るの
命に従い生き切るの
ああ

それぞれが、
世界のあとに在り
世界のせんたんに在 ...
冬の最後の陽光が自らを惜しんでいないと
知っていながら私は部屋で
明日などないと固く
信じ切って ただ

ほおけていた
今この瞬間の悲しみを可愛がり
手のひらに乗せたり
ベッドに寝かせ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ファミレスのミュージック多賀良ヒカル自由詩025/11/10 9:05
独り言11.10zenyam...自由詩2*25/11/10 7:49
十一月の雨山人自由詩625/11/10 7:04
波打ち際の午後りぃ自由詩3*25/11/10 6:36
電車かもしれない喫茶大島自由詩425/11/10 5:59
雨の休日番田 自由詩125/11/10 1:15
j余剰分芸   163エヴァル-ジ...短歌325/11/9 23:10
と犁で短歌125/11/9 22:48
コカ・コーラの氷の中にはちいさな罅が入っていて本田憲嵩自由詩625/11/9 22:44
こころと言葉   蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩225/11/9 22:02
好色と呼ばぬ山河に捧ぐ  蒼風薫短歌125/11/9 21:51
改稿 君が投稿してくれと請うたから泡沫の僕自由詩5*25/11/9 21:18
Bsロッック    もっぷエヴァル-ジ...自由詩225/11/9 21:17
田んぼの田の王の土の十の一水宮うみ川柳225/11/9 20:45
スニーカー主義りつ自由詩5*25/11/9 20:28
レッドひだかたけし自由詩525/11/9 19:30
冬の凪に隠れて  蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩425/11/9 18:13
バッハッハ弥生 陽自由詩325/11/9 17:47
※五行歌 四首「私は 普通ではない」こしごえ自由詩7*25/11/9 14:12
血は流れ続けながらすべてを飲み込むホロウ・シカ...自由詩125/11/9 13:58
切実の音自由詩525/11/9 13:07
みかん地獄花野誉自由詩12*25/11/9 11:40
独り言11.9zenyam...自由詩2*25/11/9 9:25
おしゃれ多賀良ヒカル自由詩125/11/9 9:04
たもつ『父の献立』鑑賞 室町 礼散文(批評...5*25/11/9 8:06
やさしい円環秋葉竹自由詩325/11/9 3:22
履物馬後の竹の子自由詩225/11/9 0:49
さよならと言いたい夜   蒼風薫エヴァル-ジ...短歌225/11/8 22:53
約束の果てで ※(音楽付き)こしごえ自由詩5*25/11/8 22:27
だれか   蒼風薫エヴァル-ジ...短歌225/11/8 22:21

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加筆訂正:
どんなに夢中な世界だって隙間はもっと広い/菊西 夕座[25/11/9 9:45]
「不意に帰りきて 夢のなかでほほえみ、」を「リップをつけてくれた 夢に陽は落ち」に変更しました
どんなに夢中な世界だって隙間はもっと広い/菊西 夕座[25/11/9 9:43]
「不意に帰りきて 夢のなかでほほえみ、」
0.31sec.