ことことひとこと[882]
2011 01/20 20:28
ryou
「或るけなげな男が、あるとき、人間が水に溺れるのは重さの観念のとりことなっているからにすぎないと思いこんだ。この観念をなにか迷信的な、なにか宗教的な観念だというふうにでも宣して、それを念頭から追いはらえぼ、水難のおそれなしと考えた」といふ人は今もゐる。
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