■現代詩フォーラム朗読部■[242]
2006 12/04 19:14
大村 浩一

 午睡機械さんが最近落ち込んでいる、という噂を聞いたので
突然現れてみた。だいじょぶかや?

>>240 せいらさんへ。
 耳が痛い。そりゃオレも結構そうだから困る。(笑)
 朗読やってるヒトは結構、打たれ弱いつーか批評され弱かったりする。
というのはやはり、文字で見せる時よりなお一層、作者と作品の分立が
「読む側」に意識出来なくなってくるからだろう、と思うのです。
 自作の朗読では、なおさらだろうね。

 あちこちで書いたけど。発声法というのはただのデカイ声の出し方ではなく、
相手に届く声とは実際どういうものか、というものを探求する事のようです。
 詩学に演劇評を書いていた、三上その子さんのボイストレーニングに以前参加
した事があって。その時やったのは「自分の出せる一番小さい声を出す」で、
それが出来たら「その声をそのボリュームのまま部屋の隅まで届くようにする」
というものでした。壁を後ろに背を伸ばし、喉を開いて腹式呼吸で、頭蓋骨を
共鳴器として活用すれば、小さくてもよく通る声は出せると言われた。
 ちなみにアングラ演劇出身の役者さんは大抵発声法がメチャクチャだ、と彼女
のお師匠さんは言っておりました。ハイ。
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